約 969,265 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4365.html
―――ラジオ局 良子「さて今週もパーソナリティは私戒能良子でお送りします『のーうぇいらじお』の時間です」 京太郎「今週もアシスタントの須賀京太郎です。良子さん、パターン変えてきましたね」 良子「流石に3週同じというのもどうかと思ったんだ」 京太郎「そうですねー。ということは来週もこのパターンですか?」 良子「さぁ?私が思いつくか思いつかないかだからなんとも言えないな」 良子「それではお便りのコーナーだ。京太郎よろしく」 京太郎「本当、慣れてきちゃったなぁ」 京太郎「えー、RNノーモアぼっちさんからのお便りです」 『私は生まれが山奥の村で友達がすくないです 女なのに身長が2m近くもあるので、それを怖がって近づいてくれる人も少ないです どうすれば友達が増えるでしょうか?』 京太郎「だそうです。良子さん、答えてあげてくださいっ!」 良子「少ないってことは友達はいない訳じゃないってことだろう?」 良子「少なくてもいいじゃないか。その友達を大切にすればいいと私は思う」 良子「それでも友達を増やしたいなら、この京太郎を君のもとへ送り込んでもいいけれど」 京太郎「ええっ!?」 良子「身長はどうしようもないし、逆にそれを生かした方法を考えるのもいいかもしれないぞ」 良子「ともかく、そう卑屈にならないことだ」 京太郎「だ、そうです。ノーモアぼっちさん、参考になりましたでしょうか?」 京太郎「後さっきの冗談ですよね?流石にラジオでそこまでは……」 良子「さぁ、どうだか」 京太郎「ええー」 良子「京太郎、次のお便りだ!」 京太郎「え、えー、RN晩御飯はからあげさんからの――」 ――― ―― ― 良子「お疲れ、京太郎。もうすっかり馴染んだな」 京太郎「お疲れ様です。俺の分の弁当が普通にあったのはびっくりしましたよ……」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4360.html
――――ラジオ局 はやり「今週もはじまりました!『教えて!牌のおねえさん』!」 はやり「司会は牌のおねえさんこと瑞原はやり!」 はやり「そして恒例のアシスタント京太郎くんでお送りします!」 京太郎「今週もお願いします」 はやり「さて、それでは早速お手紙の方行ってみましょう!」 京太郎「えー、RNハーベストの笑顔って何か不気味だよね、あれさんからのお便りです」 京太郎『牌のおねえさん、こんにちは。先日部活仲間とプールに行っていたのですが、私が落とした財布を拾ってくれた男の子が気になっています』 『迷子になっていてその様子を見ていた先輩曰く彼は先輩の知り合いでプロの付き人をしているそうです、その一件以来お茶も喉に通りません、どうすればよいのでしょうか?』 京太郎「だ、そうです。いやぁ、プロの付き人って案外そこら辺にいるもんなんですね」 はやり「付き人やってる京太郎くんが言っても説得力0だと思うなー」 京太郎「そうりゃそうですね」ニガワライ はやり「それじゃあ質問に答えていこうかな?」 はやり「それは、恋かもしれないしただ単にその人が気になってるだけかもしれない」 はやり「ただお茶も喉を通らないってことはかなりその人が気になってるんだね」 はやり「せっかい知り合いって言うなら先輩にその人の連絡先とか聞いてみたらどうかな?」 はやり「まずはあってみないとわからないからね!」 京太郎「だ、そうです。はーべすとの笑顔って何か不気味だよね、あれさん、参考にしてみてはいかがでしょうか」 京太郎「続いてのお便りはRN亜空間殺法さんからの――」 ――― ―― ― 京太郎「お疲れ様でしたー」 はやり「お疲れ様京太郎くん。そういえば今日のお便りだけどあれもしかして京太郎くんのことじゃない?」 京太郎「まっさかー。ありえませんよー」 はやり「でも、昨日プール行った時財布拾ったとか言ってなかった?」 京太郎「あー、そういえば拾いましたね。でもすぐに持ち主に返しましたよ」 はやり「その人、どんな感じだった?」 京太郎「確かメガネかけた女の子でしたね……」 はやり「やっぱり京太郎くんじゃない?」 京太郎「いやいや……」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4366.html
京太郎「良子さん、今日は何を……って、今週からラジオのレギュラーだった……」 良子「そうだぞ京太郎、ラジオ局へ行こう」 ―――ラジオ局 良子「『のーうぇいらじお』、今週もメインパーソナリティは私、戒能良子だ」 京太郎「アシスタントの須賀京太郎です。今週もよろしくおねがいします」 良子「とうとう京太郎がレギュラーに確定したぞ。おめでとう」 オメデトー 京太郎「はは、ありがとうございます。より一層頑張ります!」 良子「それではお便りのコーナーへ行こう。京太郎!」 京太郎「はい、今週一枚目のお便りはこちら!」 京太郎「えー、RN:姐さんじゃねぇよ!さんからのお便りです」 『ヤクザの娘とかいう風評被害があって困ってるんだが、どうにかならないのか? 教えてくれ』 京太郎「だそうです。良子さん答えてあげてください」 良子「そんなの気にするだけ無駄だ、消えるまで待つのが一番とも思うがな……」 良子「それでも気になるというなら、行動で示せばいいだろう」 良子「大抵そういうことを言う輩は言っても聞かないから、それに左右されないのが一番だと思うぞ」 京太郎「とのことです。姐さんじゃねぇよ!さん、参考にしてみてください」 京太郎「続いてのお便りです。RN:美味しいハンバーグの作り方さんからの――」 ――― ―― ― 良子「お疲れ、京太郎。レギュラーになってもあんまり変わらないな」 京太郎「今でもほぼレギュラーみたいなもんでしたからね」 良子「日曜、楽しみにしているからな」 京太郎「はい!」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4369.html
―――ラジオ局 良子「今週も『のーうぇいらじお』の時間だ。メインパーソナリティの戒能良子と」 京太郎「アシスタントの須賀京太郎でお送りします」 良子「ふと思ったんだが京太郎は学校なんかでこのラジオの話とかするのか?」 京太郎「あー、最初の2.3週はそうでしたねー。今じゃ皆全然来にしてないすけど」 良子「そんなものか」 京太郎「そんなものですねー」 良子「よし、それじゃあ今日もお便りのコーナーに行こうじゃないか」 京太郎「了解です。ってあれ、スタッフさん早くお便りの箱を……」 京太郎「はい、ありがとうございます。先週はホントすみませんでしたって!」 良子「なんだ、まだ怒ってたのか」 京太郎「そりゃそうでしょうよ……」 良子「ま、とりあえずお便りを読んでくれ」 京太郎「了解です!」 京太郎「えー、RNりさっちさんからのお便りです」 『怒ってないのに怒っているように見られることが多いです! 解説も口下手で上手く行きません! どうしたら良いでしょうか教えて下さい! あと戒能プロと仕事するのを楽しみにしてます』 京太郎「だそうです。というかこの番組異様にどっかで聞いたことあるような感じのお便り来ません?」 良子「気のせいだろう」 京太郎「気のせいですか」 良子「ああ。それでお便りの方だが……」 良子「質問の方はもう、笑顔を意識するとか、ありきたりなことしか言えないな」 良子「それと一緒に仕事をできるのは私も楽しみにしてます、とだけ」 良子「よし、次のお便りだ」 京太郎「やっぱり気のせいじゃ――」 良子「次」 京太郎「はい」 ――― ―― ― 理沙「……笑顔、こんな感じかな」ニコォ みさき「なんだか怖いですね」 理沙「ひどい」プクー みさき「そっちのほうがいいんじゃないですか?」 理沙「……そう///」プク
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4368.html
良子「何をしているんだ京太郎。ラジオ局へ向かうぞ」 京太郎「今行きますー」 ―――ラジオ局 良子「今週も『のーうぇいらじお』の時間だ。パーソナリティは私、戒能良子が」 京太郎「アシスタントは須賀京太郎でお送りします」 良子「今週でレギュラー2週目だがどうだ?京太郎」 京太郎「いやー、結局付き人始めてから毎週出さしてもらってましたからあんまり心境的な変化はないですね」 良子「私もここまで流暢に喋れるとは思っていなかったな」 京太郎「俺もはじまるまではそう思ってましたよ」 良子「よし、それじゃあお便りのコーナー行こうか。頼む京太郎」 京太郎「りょーかいです」 京太郎「えー、RNおねえさん(28)からのお便りです」 『近頃自分が大勢の人に襲われてるような夢をよく見るんです。 これはなにかの暗示でしょうか。 オカルト方面に詳しそうな戒能さんお願いします』 京太郎「だそうです。なんか怖い話ですね」 良子「少なくともいいことではないな……」 良子「霊的なものかどうかはこのお便りからだけでは判断しかねるが」 良子「あまりにも長く続くなら病院なり、霊的な専門家のところに行くべきだと思うぞ」 京太郎「とのことです。何事も無く終わることを祈ってます……」 ――― ―― ― 京太郎「お疲れ様」 良子「……ああ、京太郎。今日来ていたお便りのことなんだが」 京太郎「1通目のことか?」 良子「なにか気になってな。ちょっと調べてみようと思うんだ」 京太郎「わかった。何か手伝えることがあるなら言ってくれ」 良子「ああ、頼りにしてるぞ京太郎」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/4353.html
京太郎「そういえば今日は水曜日だから咏さんのラジオ番組の日か……」 咏「お、京ちゃん今日もアシスタントやってくれるんかな?知らんけど」 京太郎「そうですねー。結構楽しかったですし今回もお手伝いさせてください!」 咏「おっけー、それじゃいこっかー」 ――――ラジオ局 咏「さーて今日も始まったわけだねぃ。『それいけCatChamber』の時間だよー。知らんけど」 咏「メインパーソナリティーは私、三尋木咏でお送りするよん」 ―――― ―― ― 咏「それじゃー今週もいってみよう。お悩み相談のコーナー。アシスタントは先週に引き続き付き人の京ちゃんだよー。知らんけど」 京太郎「今日もアシスタントさせてもらいます。よろしくおねがいしまーす」 咏「は、頑張ってねー。それじゃあ早速お便りの方よろしくねぃ」 京太郎「えー、ラジオネームてるてる坊主さんからのお便りです」 京太郎「『両親の別居でで離ればなれになった妹と仲良くなりたいんですが、どうすればいいでしょうか?あと、理想の女性像を京太郎くん、是非教えて下さい』」 京太郎「とのことです。って2つ目の質問なんですかコレ」 咏「そりゃ新しいアシスタントに興味もでる子はいるでしょー。知らんけど」 京太郎「はぁ、そういうもんですかねぇ」 咏「んじゃ、最初の質問に答えよっかなー。仲良くなりたいってことだけど、まずは妹ちゃんと会ってみることだと思うねぃ」 咏「わっかんねーけど、別居中ってことはなかなか合ってないってことっしょ?だったらまずは会うなりそうじゃなくても電話なんかで直接話さないとねぃ」 咏「こーいうのは自分から動かないと時間がもったいないと思うよー?知らんけど」 咏「ま、頑張りなよー。それじゃあ京ちゃんも質問に答えてねぃ?」 京太郎「は、はぁ……」 京太郎(咏さん本当質問の答は真面目だなぁ) 京太郎「そうですねぇ、ずばり牌のおねえさんこと瑞原はやりプロみたいな人ですかねぇ」 咏「……ほほう、そりゃまたどうして」 京太郎「やっぱりあのスタイルの良さですかね。男のロマンがありますよ」 咏「へーそうなんだー」ヒヤヤカ 京太郎「は、はい」 咏「それじゃー京ちゃんの性癖が明らかになったところで今日はここまでにしよっかねー」 咏「京ちゃんはもう帰っていいよー?知らんけど」シッシッ 京太郎「ひどい……」 ―――― ―― ― はやり「京太郎くん、私みたいなのが……?」カアァ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6281.html
番外編 京太郎と淡 京太郎「ふぅ…流石に一月の夜は冷えるな」 淡「そうだね…ねえ京太郎、もうちょっとだけそっちに寄っていい?」 京太郎「今回だけだぞ」 ダキ… 淡「やった!京太郎は温かい…」 京太郎「淡は相変わらず冷たいな」 淡「私は冷たくてもいいの。京太郎が温めてくれるでしょ?」 京太郎「そうだな…でも俺が暖かく成りたかったらどうすればいいんだ?」 淡「その時はまたこうやって抱き合って、毛布でまるまれば完璧だよ!」ドヤぁ 京太郎「…それも悪くないな。あっ、流れ星!」 淡「えっ、嘘どこ!?」 京太郎「ああ…消えて行った」 淡「うぅ…京太郎は何かお願いしたの?」 京太郎「したぞ」 淡「なんてお願いしたの?」 京太郎「…秘密だ」 淡「えー、ずるいよ京太郎!」 京太郎「聞いたら笑うから絶対に言わない」 淡「笑わない、絶対に笑わないから!」 京太郎「…また淡と星見にこれますようにって願ったんだ」 淡「えっ?」 京太郎「だからまた淡と星見ができるようにって願ったんだよ」 淡「ふふ…あははは!」 京太郎「だから言いたくなかったんだよ!」 淡「ご、ごめん、ごめん。だってそんな当たり前のこと…」 京太郎「……」プクぅ 淡「京太郎、こっち向いて」 京太郎「……」振り向く チュ… 淡「また二人だけで来ようね、星見に」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3835.html
淡、泡風呂に入浴 R18Kちゃん販売開始 哩、リザベーションで縛り過ぎて… 巴、コンタクトにしてみました 靖子、Kちゃんプロデュースのカツ丼が販売される 優希、カピーにすぐなつかれる 竜華、京太郎と怜が膝枕を… 塞、みんなの前で裸エプロンを見せつける Aブロック、水着撮影会 由暉子、いくのんと憩ちゃんに色々なコスプレをさせられる話 「塞、みんなの前で裸エプロンを見せつける」の続き 久保コーチ、はやりんのモノマネ 揺杏、東京の暑さにまいってしまう 由子、新しい髪型に挑戦 もしも京太郎がつるぺた好きだったら 煌、一緒に勉強(意味深) 和、狼風Kちゃんを買って… 阿知賀、京太郎に何かしてあげよう 鶴賀、京太郎に何かしてあげよう 咏、京太郎と花火大会 和、京太郎と2人でデート(暑いのか服の露出度がいつもよりも高めです) 憩、「5スレ目、入院中の京太郎がエロ本(ナースもの)読んでるところに遭遇」の続き 竜華、京ちゃんたちが遊びに来ているときにパソコン部品(?)の箱発見 照、京太郎に告白 咏、京ちゃんに着物を選んであげる 竜華、京ちゃんの部屋に夜遊びに行ったらいなくて服が落ちてたので… 姫子、2回戦終了後… 由暉子、罰ゲームでバニー姿に 永水、合宿中 咏、京太郎と一緒にKちゃん用の着物を見繕う 準優勝記念に、5人の本人モデルのぬいぐるみプレゼント 京太郎、念願の全国大会出場 Kちゃん、発送ミス 照、新作お菓子の試食 哩姫、「姫子、2回戦終了後…」の続き 竜華、一緒にお風呂 和、旅行に行きました「和、狼風Kちゃんを買って…」の続きです 玄、おもちを揉ませる 各キャラのKちゃんの愛で方 臨海、京太郎がマネージャーだったら 姫松、3年生組にセクハラっぽくからかわれる 千里山、姫松、1日監督交代(京太郎もいるよ) 哩姫、完全調教後 竜華、お幸せに 新道寺、3年生組にセクハラっぽくからかわれる 宮守、3年生組にセクハラっぽくからかわれる
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3340.html
う~買い出し買い出し 部長から指示された物品を求めて走るぼくはごく普通の高校一年生 強いて言えば豊かなおっぱいに興味があるってことかなー ベンツ「ぶんぶーんキキキーッ」 うわベンツが目の前で急に止まった危ないなあ ん?だれかおりてきたぞ 竜華「……」ギロリ 京太郎(怖っ!)ビクゥ 竜華「……フン!」 京太郎「なんだあれ……?」 ベンツ「おい須賀京太郎、乗れ。いいからいいから。はやく。いいから」 京太郎「いや、あなた誰ですか?」 ベンツ「早く」 京太郎(かわいいけど怪し過ぎる。……逃げよう)クルッ 黒服「……」 京太郎「うっ……」 黒服「……」スッ 京太郎「ど、どうもえへへ」 ベンツ「バタン ブローーーン」 京太郎「あの……初めまして」 智葉「ん。辻垣内智葉だ」 京太郎「須賀京太郎です……あの、これって……誘拐ですか」 智葉「人聞きの悪い事を言うな。ちょっとお前にしてほしい仕事があってな」 京太郎(うわこれ絶対帰った方がいい) 京太郎「大変申し上げにくいのですが、俺、買い出しの途中でして、すぐ戻らないと行けないんです。残念!」ガチャガチャ 智葉「開かないし走行中に開けると危ないぞ」 智葉「とある人物からの情報で、近々東京でトラブルが起きそうな気配があるらしい」 京太郎(無視かよ) 京太郎「それってさっきの黒髪ロングの人が」 智葉「いや、あれはウチの縄張りで間違いが起きないように一応の念押しをしただけだ」 智葉「アレは関西の広域指定……いやとにかく今は関係ない。気にするな」 京太郎「はい、何も聞いておりません」 智葉「彼女だ」 ベンツ「仕切りウィーーン」 京太郎「えっと、確か永水の大将の人?」 霞「直接お会いするのは初めてですね。石戸霞と申します。以後お見知り置きを」 京太郎「……須賀京太郎です」ペコリ 京太郎(やっぱでけぇ) 智葉「にわかには信じがたい話だと思うが、こいつが言うには長野から悪霊が来てるんだと」 京太郎「あくりょう?」 京太郎「その悪霊さんが俺に何の関係があるんでしょうか」 智葉「まさにお前を狙って来てるらしいぞ」 京太郎「えっ」 智葉「最低でも平日は5回、休日は9回の自慰を欠かさないお前の精力がうんちゃらかんちゃら……」 智葉「はぁ、くだらん、あとはそいつから聞け」 京太郎「えっ?いやっ?はっ?///」 霞「……京の都程ではありませんが、遷都の折からこの地にも十分な結界が敷かれています」 京太郎「ちょま、なんで回数とかそんなこと知って」 智葉(うるさいもう説明始まってるだろ黙って聞け) 霞「かくかくしかじか四角い宇宙で、霊的素養の高い人間…」 霞「おそらくインターハイ選手に取り憑きながら、最終的にあなたを目指しています」 京太郎「目指してるって……俺はどうなるんですか?」 霞「簡単に言うと死にます」 京太郎「えええええ!? 霞「死にます」 京太郎「ウソだろ?なんかどうせそれで壺とか売ろうとしてるんでしょ!?」 霞「確かににわかには信じたいでしょう、辻垣内さん、あれをみせてあげてください」 智葉「……」ピッ ~~~ 副会長『すみません、議会長』 マホ『頑張ってください!』 ~~~ 京太郎「これ、清澄への応援メッセージじゃないですか。もう俺達見ましたよ」 智葉「この後だ」 ~~~ 副会長『ありがとう、これで皆も頑張れるよ』 マホ『こちらこそ、ありがとうございます』ペコリ モヤモヤ~~ スポッ マホ『!……ハァハァ』 副会長『……マホちゃん?大丈夫?なんか顔が紅いけど』 ~~~ 霞「見えましたか?」 京太郎「ええ、なんかピンクのモヤモヤみたいのがマホちゃんの頭の中に」 智葉「始まるぞ」 マホ「すませぇん、急にお股がムズムズしてきて…///」 副会長「……っ!、そ、そうなんだ、じゃ、一応保健室で先生に見てもらった方が、あっ!?」 マホ「ふふふ」スリスリ 副会長「夢野さん、そ、そんなとこ触っちゃだ、ダメ」 マホ「副会長さんマホとお話してる時ずっとオチンチン大きくしてましたよね……女の子ってそういうの気付いてるんですよ?」 副会長「あ…ああ…」 マホ「こ・れ・で…マホの事、どうしたかったんですかー?」スススナデナデ 副会長「あ…ああ……うわああああ!!」ガバッ マホ「きゃっ、急にマホを押し倒したりしてどうしたんですか?」 副会長「ハァハァ…マホちゃんが…マホちゃんがいけないんだ…僕を誘惑して…」 マホ「んっ…もうっ、オ○ンチン擦り付けちゃやですよぅ」 副会長「ハァハァ…マホちゃんのお股のムズムズをお注射で治してあげるからね…」 マホ「ホントですか?お願いしますぅ」 ピッ 智葉「見ての通りだ」 霞「いわゆる淫魔の類でしょう。この悪霊に取り憑かれると殿方の精を求めて……」 京太郎「あれっ」 智葉「ん?」 霞「?」 京太郎「なんで止めるんですか?」 智葉「?いや、もうわかっただろ?」 京太郎「すいません全然わかりません」 京太郎「というか今のも、まだなんかドッキリで俺をだまそうとする仕込みかもしれないじゃないですかCGとか使って」 智葉「は?なんでわざわざそんな事を」 霞「まあまあ、では続きを。見ればはっきりすることです」 智葉「まあ別にいいが」 ピッ 副会長「ああ…入れるよ…マホちゃん…マホちゃんのオマンコに僕のオチンチン…ぁ…ぁぁ…」ズププ 副会長「おっ、おおっ、入る……入ったああああ!!」ジュブブ マホ「ああんっ♪」 副会長「ハァハァ!夢にまで見たマホちゃんのオマ○コに!生で!ハァハァハァハァ…ああああ」パンパンパンパン マホ「あっ…あっ…そんなに激しく…あんっ…しないでください…」 副会長「ふーふーふーふー」 マホ「やん、なんかこわあぃ……でも、とっても気持ちいいですぅ」 副会長「マホちゃんを…あのマホちゃんを…ハァハァ…」 副会長「あっ…出る……出してやる…マホちゃんの中いっぱいにしてやるぞ…」パンパンパンパン マホ「あん♪…んっんっんっ…ありがとうございます♪代わりに…」チュウッ 副会長「…んむっ」 マホ「えへへ…マホのファースト・キスあげちゃいましたぁ きゃっ♪」 副会長「…うぬおおおおおマホちゃあああああん!!」パンパンパンパンパン マホ「あっ あっ あうっ すごいです マホの中でブクゥって膨らみましたあ♪」 副会長「出るよ!マホちゃんの中に白いお薬!あ、出っ、あああああああ!!」 ピッ 霞「このように2人共悪霊に影響されてあなたの知る普段とは全く別人のように……」 京太郎「えっ」 霞「?」 智葉「どうした?」 京太郎「なんで止めるんですか?」 智葉「いや、明らかにもう十分だろ、」 京太郎「すいませんまったくもって微塵もわかりません。もうちょっと先まで見ないとちょっと……」 智葉「おい、いい加減にしろ。話が進まないだろ」 霞「まあまあ、では続きを。須賀くんの協力は必要不可欠ですから」 智葉「……」 ピッ ブピュッブピュッビピュッ マホ「んっ…んんっ…あはぁ♪」ビクンビクン 副会長「はぁ…はぁ……はぁ…はぁ」 ビュックドプドプドプ......ズルリ マホ「んっ…凄いです、ホントにお股のムズムズが治っちゃいました…あんっ」ゴプッ マホ「……副会長さん」 副会長「はっ…僕はなんて事を…ま、マホちゃんそのこれは……」 マホ「……またお股がムズムズしたら……マホの事レイプしてくださいね♪」 チュッ♪ 副会長「あ…ああああ…マホちゃあああん」ガバッ マホ「あは、今度は副会長さんのお股が大変なことになってますね♪」 マホ「お礼です♪ファースト・キスを済ませたばっかりの唇でぇ…一生懸命おしゃぶりさせてくださぁい♪」 マホ「出ちゃいそうになったら、遠慮しないでいいですからぁ 頭をガッチリ抑え付けて出して下さいね♪」フゥムンン ンモッンモ 副会長「あああ……柔らかいプルプルの唇が…っく…まとわり付いて引き伸ばされて…気持ち良過ぎるよぉ…くぉ…」 副会長「中学2年生の…自分からちんぽにしゃぶりついてる…オナホ顔が…あっ出るもう出るすぐ出ちゃう」ビクビクガクガク ピッ 霞「おそらく、目当てのあなたが長野にいなかったためにこの時に東京への移動のために一度精を補給して…」 京太郎「いや、ちょっ、ちょっと」 霞「?」 智葉「どうした」 京太郎「なんで止めるですか?」 智葉「いやわかるだろ。どっからどうみてももう証拠十分だろ」 京太郎「アーアー聞こえなーい。わかりませーんまだ全然わかりませーん」 京太郎「はあ、もうちょっとなんだけどなーちゃんと最後までみたらわかりそうなんだけどなー」チラッチラッ 智葉「こいつ斬っていいか?」 霞「まあまあ。どうせもうすぐですから見終わってから説明しましょう」 京太郎「そうですね」 智葉「……」 ピッ マホ(すごいです♪塊過ぎて、ちゃんとプツプツ噛み切らないと飲み込めないです♪)カチュ…カチュ…カニュ…カニュ… 副会長「あああ…しっかりお口の中で噛み噛みしてくれるなんて…」 マホ「んふっ♪」コク…コク…コクン… 副会長「わかるよぉ、喉を通って僕のザーメンがマホちゃんの中に飲み込まれてる」 マホ「はぁ…けっぷ♪このお薬、とっても苦くて、臭いのに、なんだかクセになっちゃいます♪」 マホ「もう副会長さんたら、マホ一人っ娘でお父さんとお母さんにもとっても可愛がられてるのにぃ」 マホ「こんなところで精液臭いゲップさせられてるなんて知ったら二人に殺されちゃいますよう♪」 副会長「あああ…ごめん…ごめん…もうしないから…」 マホ「ふふふ…でもマホもっとしたいです」 副会長「ダメだよ…もう絶対しない…」 マホ「ほーら、副会長さん♪…マホの事レイプしてください」フリフリ 副会長「あ、あ、あ、そんなお遊戯みたいに可愛くお尻を振り振りして……」 マホ「早くぅ…レイプ♪レイプ♪レイプして♪」フリフリ 副会長「そんな……求愛のダンスまで踊ってレイプをおねだりするなんて…マホちゃん…マホちゃんんん!!」 ガバァ マホ「きゃあん♪あは、マホ捕まっちゃいました♪…レイプをおねだりしちゃうイケナイ中学生にぃ、ドクドクッていっぱい流し込んでくださいね♪」チュッチュッチュッ♪ 副会長「うん!うん!うん!いっぱい入れるよ!一番奥まで射ち込んであげるよおお!」ヌプン マホ「きゃっ♪そうです…今度は後ろからワンちゃんみたいに…あんっ…あんっ♪」 副会長「くあああ気持ぢいいいぃぃぃぃい!!」パンパンパンパン マホ「あっ…あっ…あ♪もう…あっ…いきなり…あっ激しすぎですぅ♪」 マホ「マホさっきまで処女だったのにぃ♪レイプで副会長さんの形にぴったり拡げられてぇ♪」 マホ「マホのお股の中、副会長さん専用にされちゃいましたぁ♪」 ~~~~~~~~ 京太郎「あの、ティッシュあります?」 智葉「何に使うかはあえて聞かんがあとにしろ」 霞「というわけで、京太郎さんを狙ってくる淫魔を逆に返り討ちにして下さい。干からびて死にたくなければ」 霞「おそらくあの手この手で色仕掛けをしてなんとか精を得ようとしてくるでしょう。知り合いでも決して油断しないように」 京太郎「なるほどなるほど」 智葉「本当にわかったか?」 京太郎「大丈夫です大丈夫です」 京太郎(早く放出したいい) 京太郎「つまり誰かが迫ってきたらセッ○スすればいいんですね。初めてだけど頑張ります!」 霞「……」 智葉「お前は何を言っているんだ」 霞「それだと悪霊が強くなるばかりです。感覚は取り憑いた体と共有していると思われますので肉体的苦痛で追い出して下さい」 京太郎「はい……くそぅ。Hしまくれるのかと思ったのに…」 智葉「卑猥な雑誌やAVの見過ぎだ」 霞「それでは私達は姫様に万が一が起こらないよう早々に帰らせてもらいます。ご武運を」 智葉「これがメリケンサック、こっちは特殊警棒、これがスタンガン、スイッチはここだ」バヂヂヂヂ 智葉「職質されないように便宜は図ってやるがあまり人前で使うなよ」 京太郎「なんてことだ…なんてことだ…」 智葉「おいシャッキリしろ。取り憑かれた娘達を助けるためには仕方ないだろ」 智葉「しばらく精を補給出来なければ勝手に消滅するって言ってたろ。それまでの辛抱だ。……一体何人手にかけるか知らんが」 京太郎「いやあああああ……あ!」 智葉「どうした」 京太郎「もし淫魔のとかじゃなくて純粋な好意で女の娘が迫ってきたらどうやって見分けるんですか!?」 智葉「お前に色んな女の娘から迫られる人間的魅力があるのか?」 京太郎「……」 ベンツ「キキーッ バタン」 智葉「じゃあな」 ベンツ「ブロロロロロロロ」 京太郎「……」 京太郎(取り敢えず帰ってオ○ニーしよ) ~清澄宿泊所~ 30分後 京太郎「ふぅ……」 京太郎(このまま部屋にいればきっと取り憑かれた誰かが来るんだろうけど) 京太郎(清澄の誰かになる可能性が高くなりそうな気がする) 京太郎(咲とか和とか顔見知りは絶対殴るのいやだし……) 京太郎(せめて全然知らない人で……うう、すみません全然知らない人) 京太郎「街に出よう」 ~ 首都・東京 ~ 京太郎「やっぱり人がすごいなー長野と違って」 京太郎「歩いてるだけでポケットティッシュがどんどん溜まっていくぜ」 ドンッ ??「きゃっ!」 京太郎「うわっ、す、すいません大丈夫ですか?」 京太郎(うっ…たしか和と戦ったエトペン蹴り飛ばしてた姫松の副将の人?) 絹「う~メガネメガネ」 33 京太郎「あの、おでこにありますよ」 京太郎(一方的とはいえ顔見知りかぁ……いやまだ悪霊と決まったわけじゃないしたまたま会っただけかもだし) 絹「おお!ヘヘ……ベタなボケかましてもうた……///」 京太郎(可愛いしおっぱい。なによりおっぱいがおおきい。0.82ndkはある) 絹「ごめんなーちょっとお姉ちゃんとはぐれて急いでてん」 京太郎「いえ、こちらこそすみません、立てますか?」スッ 絹「ありがと…痛っ!」 京太郎「えっ」 絹「アカン、足挫いたみたいや。ちょい肩貸してんか?」 京太郎「は、はい」 ムニュ 京太郎(横乳ぃぃぃぃ!悪霊退散悪霊退散) 京太郎「だ、大丈夫ですかね」 絹「んー。ただの捻挫やと思うねんけど……」ヒョコヒョコ 京太郎(こんなにかわいい女の娘が淫魔なわけがない) 絹「どっかその辺のコーヒ屋にでも座って休めばようなると思うんやけどな」 ムニュムニュ 京太郎(髪めっちゃいい匂い。フェロモンか!フェロモンなのか!いやいやなんとか悪霊かどうか確かめないと) 京太郎(淫魔なら、手っ取り早く精を狙ってくるはず!) 京太郎「あ、あそことかどうでしょう」 → お城のような建物 絹「えっ」ドンビキ 京太郎「……あっ」 京太郎(やっちまったあああああああああ) 絹「え…えー///」 京太郎(お、おや?美少女の様子が……) 絹「早ない?そうなん?東京モンってそうなん?えー……どないしよっかなー///」 京太郎(しまった、もしかしたら俺に一目惚れさせてしまったかもしれない。OKだったとしても決定的な証拠にはならないぞ) 京太郎「あ、いや俺、長野から来てるんです。麻雀部なんでインハイの応援で」 絹「へぇーそうなんや///」モジモジ 京太郎(くっ。どっちなんだ。そもそも童貞のオレにビッチと淫魔の違いがわかるのだろうか) 絹「じゃあ、ヘンなことしないなら……ええよ、しゃあないから……ちょっとだけ休んでこ?///」ニコッ 京太郎(どっちなんだあああああああああああああ) 絹「すごいなぁ。なんかキンキラキンで。こうなってるんやな~」 京太郎(どーすんのオレ!悪霊じゃなかったら、このわがままボディの眼鏡っ娘で卒業しちゃうの!?できるの!?) 絹「ゲームとかカラオケもあるでー。すごいなぁ」ムチッ ゴクリ 京太郎「あ、あ、あの、シャワー先浴びます?」ドキドキ 京太郎(何いってんのオレ!先ってなんだよ!) 絹「えー…なんでシャワー浴びるん?」ニヤニヤ 京太郎「いや、あ、の、その」ドキドキドキ 絹「んーそうやなぁ?患部を温めた方が良くなるかもしれんし、お風呂入っとこうかなー?」 京太郎「あ、そ、そ、そうですね」 絹「でもここのお風呂場なんでか丸見えやし、目ぇ瞑っといてな?///」 京太郎「は、はい」 京太郎(きっと淫魔じゃない。淫魔なんてウソさ。淫魔なんてないさ) 京太郎(お父さん、お母さん、オレは今日、卒業します。この娘…あ、そういえば自己紹介もまだ……) 絹「京太郎も、一緒に入ってもええよ?」 京太郎「……いえ、後にします」 絹「そっ?」 ガララー バタン ……シャワワー 京太郎「名前、まだ言ってませんよ」ボソ 京太郎(ちくしょうちくしょうちくしょうわかってたもんね!)ガサゴソ 京太郎(常識的に考えてあり得ないし!わかってた!)キュッキュッ ジャー 京太郎(騙されてやったんだよバーカバーカ!)ジャージャー 京太郎(曇りガラスから、凹凸の激しい肌色のシルエットが見えてても!全然悔しくないもんね!)キュッ タプン 京太郎「すいませんちょっとだけ開けますね」ガチャ 絹「んー?やっぱり一緒入るんー?」 京太郎(入りたいよおおおおおおおおおお!)ジャパー 絹「えっ?なんでわざわざ水……」 京太郎「すいません」バチッ バヂヂヂヂヂヂヂヂヂ 絹「アベベベベベベベベベベベベベベ」ドサッ ピルルルルルルルルルル ピッ 智葉『生きてるか?』 京太郎「当たり前です。早速ですけど悪霊撃退しました。なんとかスタンガンで」 京太郎「都内の○○っていうホテルなんですけど、場所がえー…っとイマイチ」 智葉『大丈夫だ。そこならウチの系列だ。すぐ回収に向かわせよう。悪霊は消滅したのか?』 京太郎「いや、なんかモヤモヤ~っと出て換気扇から逃げられました」 智葉『流石に1回では無理だったか……』 智葉『連絡しといたからもう一人で出てもいいぞ』 京太郎「はい」 ピッ 絹「」 京太郎(…………おっぱい触るくらいならいいかな。一揉み、いや二揉みくらいなら……) 絹「」 京太郎「あーっ。ん。ゴホンゴホン」 京太郎「そうだ、呼吸はしてるけど、心臓動いてるかどうか確かめないとなー!」 絹「」 京太郎(寝ててもほとんど崩れないとは……紳士的にバスローブをかけておかなければ危なかった…何がか知らんけど) 京太郎「人命救助だからな!なんらやましい所無く堂々と確かめるぞ!」ソ~ バタン 黒服A「遅くなりました!」 黒服B「須賀さんですね?お嬢から話は聞いてます。下に救急車待たせてありますんで、後は任せて下さい!」 京太郎(ですよねー) 京太郎「あっはい。よろしくお願いします」 ガチャガチャ ガラララー ~ スター○ックス ~ 京太郎「……」ボー 京太郎(なんだかすごく惜しいことをしたような気がする) 京太郎(そもそもおっぱい揉んでから……) 京太郎(じゃない心臓動いてるか手とか耳で確かめてから電話すればよかったんじゃないか?)ガシガシ 京太郎(でも、そう、ファッションホテルって監視カメラとかあったかもしれないし) 京太郎(いやいやとにかく次だ次、きっと悪霊も学習してもっと巧妙な手口で迫ってくるだろう) 京太郎(さっきのは向こうのミスで確信出来たけど、確実に見ぬく方法をなんとか考えておかないと) 京太郎(というか、智葉さんの言うように言い寄ってきた相手は片っ端から黒だと思ったほうがいいんだろうか……) 京太郎(でもでも偶然モテ期で東京でかわいい彼女が出来る可能性も……0じゃない……よな?) 京太郎「うーん」 店員「あのーすいませんお客様、大変申し訳無いのですが相席の方お願いしてもよろしいですか?」 京太郎「あっはい。大丈夫です」 店員「お待たせしましたこちらへどうぞ」 ??「どうも~」 ~ ゲームセンター ~ 莉子「いけるよね……」ウィーン ズルッ 莉子「あぅ」 京太郎「あー今のは重心が惜しかったな」 莉子「無理かなぁ」 京太郎「いや、今のはいい位置に落ちた。次でいける。任せなさい」チャリン ウィーン ガシッ ウィーン ボサッ 莉子「うわぁーすごーい」 京太郎「ふふふ 伊達に長野でクレーンゲームエリア立入禁止を喰らってないぜ。ほれ」 莉子「えっくれるの?」 京太郎「ああ、取りたかったんだろ?オレは別に欲しくねーし」 莉子「……ありがと」 そう言って、少し赤くなってうつむき加減にウサ○ッチの人形を抱きしめるこの娘の名前は安福莉子 1年生にして大将を努めた兵庫県劔谷高校の生徒だ。惜しくも敗退してしまったらしいが… スタ○バックスでたまたま相席になったオレたちは咲が同じ1年で大将を務めているという話題もあり 意気投合して、息抜きにちょいとゲーセンに遊びに来たのだ 京太郎(わかってる。わかってます。悪霊が迫っている事も考慮した上でだな) 京太郎(ボンキュッボンでも超絶美人でもないこの娘を果たして淫魔が選ぶであろうか?いや、きっとない) 京太郎(そして、今の一見彼女を連れてるオレに言い寄ってくる女はかなり怪しいんじゃないか?) 京太郎(それ即ち淫魔なり。怖い。自分のクレバーさが怖いぜ…) 莉子「えへへー」 京太郎(決して可愛くなくはないけどな!なんか守ってあげたくなるというか……) 莉子「あ、クラスのみんなのお土産も買いたいな」 京太郎「じゃあデパートでも行くか」 莉子「うん。東京のデパートってとっても大きいよね―」 ~ 東急ハン○ ~ 莉子「お会計してくるね」 京太郎「おう、じゃあおれあっちの方見とくから」 莉子「うんあとでねー」フリフリ 京太郎(ああ~なんかいいなーこういうやりとり。ほんわかあったかいというか、彼女が出来たらこんな感じかなー) 京太郎(お、この財布のダメージ加工いい感じだ)スッ 傷んだ赤色の財布に手を伸ばすのと同時に、反対側からも誰かの手が伸びてきたのだった ピト 玄「あ、すみません」 京太郎「ああ、いえ、どうぞお先に見て下さい」 玄「いえいえいえ大丈夫です。そちらからどうぞです」 京太郎「あ、はい。どうも。そこまで言うなら……」 京太郎(かわいい。おっぱい。0.94ndk。髪サラサラ……怪しい) 京太郎「おぉなんかすごい手に馴染む感じがする」 玄「そうなんですかーうわーでもたかーい」 京太郎(値段を覗きこむためとはいえなんか近い!警戒心なさ過ぎる!怪しい!こいつぁ黒だぜ) 京太郎(財布を見る振りしてポケットの中でメリケンサックを……あった)ギュッ 玄「こういうのデザインが好きなんですか?」 京太郎(一応、念のため、不自然なエロ話でドンビキするか確認しておこう) 京太郎「ええ、まあ。でもどっちかというとおっきいオッパイの方が大好きなんですよ」 玄「えっそ、そうなのですか///実は私も……おっきいおもちには目がないのです///」 京太郎(ふっバカがバレバレだぜ!) 京太郎(こんな可愛くておっぱい大きくて清純黒髪ロングストレートな娘がおっぱい話に乗ってくるわけないだろ!) 京太郎「はい。どうぞ」スッ 玄「ありがとうございます」 京太郎「オラァッ!」ズムッ 玄「がっ!え…な……?」 京太郎(顔はまずいボディボディ!) ドゴッドゴッズムッ 玄「やっ…がっ…ぐぎゃっ…止め……」 京太郎「悪霊め!出て行け!出て行け~~~!」 ドゴン! 玄「ぉえええええ」オロロロロロ 宥「玄ちゃん!」 隠乃「玄さん!」 憧「はああ!?アンタ玄に何してんのよ!」 京太郎「お知り合いの方ですか?大丈夫落ち着いて。今彼女に取り憑いた悪い悪霊を退治しています」 店員「お会計6400円になりまーす」 莉子「ああああああああああ」ガクガクガク 京太郎「!?」 莉子「いやっいやっいやぁぁぁぁぁぁああああっ……」ガクン プシュー モワモワモワ 京太郎(ピンクのモヤモヤが!?………消滅した) 莉子「」 京太郎「…………」 京太郎「…………」チラッ 宥「玄ちゃああん!玄ちゃああああああん!」 玄「」ピクピク 憧「救急車一台お願いします!頭のおかしい男に何回も殴られて、嘔吐して意識を失っています!」 ガヤガヤザワザワ 京太郎「…………」 隠乃「こっちです!」 ダダダダダダダダ 警備員A「動くなああああああ!」 警備員B「そこの男!手に持っているものを床に置きなさい!」 警備員C「間もなく警察が到着する!無駄な抵抗はやめろ!」 京太郎「オワタ」 そのあとオレは到着した警察に確保され 裁判とかなんやかんや色々あって少年院に送られた 和を除く麻雀部の皆は何回か面会に来てくれた 和は1度も来てくれなかった オレが殴った松実さんは和の昔の友達だった 松実さんは子供が産めない体になった 辻垣内さんは出所したらウチに来いと言ってくれた 何年か経って院での生活には慣れたが 後悔だけは消えることはなかった ああすればよかったとかこうすればよかったとか難しいことじゃない オレはずっと後悔していた 何も考えず、最初に淫魔に遭遇した時にただただ誘惑に流されていればよかったのだ、と 完
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6255.html
京太郎「エイスリン…」 ギュ…抱きしめる エイスリン「英(急にどうしたの?」 京太郎「俺にはよくわからないけど何となくこうしとかないとエイスリンが駄目になる気がしたんだ」 エイスリン「英(ふふ、なにそれ」 京太郎「…俺もおかしいとは思う。でもすまんがもう少しだけこうさしてくれ」 エイスリン「英(おかしな京太郎…でも少しだけ安心できる」 数分後 京太郎「急にすまなかった…」 エイスリン「ウンウン…ウレシカッタヨ」 京太郎「そうか」 エイスリン「英(もう時間だから帰るね」 京太郎「送って行こうか?」 エイスリン「英(大丈夫だよ…それに今はひとりでこの余韻に浸りたいし」 京太郎「わかった、気をつけて帰れよ」 エイスリン「英(うん、また明日」 夜 京太郎「さてどうしようか」 京太郎「ネット麻雀でもするか。和と洋榎を誘うか」 和「京太郎君からのお誘い?」 洋榎「おっ、京太郎からか」 京太郎「よし一位だ。あれウィスがきてるな」 京太郎「洋榎からか…スカイだな」 洋榎「三日ぶりやな」 京太郎「そうだな。元気か?」 洋榎「元気やで、そっちはどうなん?」 京太郎「今週、県大会だな。それが終わったら大阪旅行だ」 洋榎「えっ、大阪に来るん?」 京太郎「ああ、再来週にな」 洋榎「な、ならうちが案内したる!」 京太郎「麻雀をする約束があるからそれが終わってからお願いしていいでか?」 洋榎「任せとき!」 朝 京太郎「よし、体調が戻ったぞ」 カピー「パカパカ(またきたのか。要件を早く言え」 京太郎「荒れてるな…」 カピー「パカパカ(コンマ表は前と一緒だからな」 カピー「パカパカ(結果だ」 カピー「パカパカ(本二冊か…だが両方主には関係ないものだがな」 京太郎「なんでそんなに荒れてるんだ?」 カピー「パカパカ(…私の頼んでいた林檎が盗まれた」 京太郎「…まじでぶれないな」 昼間 京太郎「どこでお昼食べようかな」 部室 豊音「久しぶりだよー、京太郎」 ギュー 京太郎「久しぶりだな、豊音」 豊音「そうだよー、本当に私の出番が久しぶりだよー」 京太郎「何を言ってるんだ?」 豊音「わからなくてもいい。それよりお昼ご飯を一緒にどうかな?」 京太郎「ああ、いいぞ」 豊音「最近、料理に凝ってるんだよー」 京太郎「凄いな、どれも美味そう」 豊音「お裾分けだよ。アーン」 京太郎「……アーン」食欲に負ける パク…もぐもぐ 京太郎「美味しい…物凄く美味しい。寧ろ、俺の好きな味だ」 豊音「それならよかった」ニコニコ 豊音(京太郎の好きな味は全部知ってるなんて言えない…ごめんね、京太郎) 京太郎「ならこの春巻きをお返しに…アーン」 豊音「アーン」 カプ…もぐもぐ 豊音「あれ…なんで京太郎がこの味を知ってるのかな?」 京太郎「いやさ、最近なんか色々な味付けを思いついてな」 豊音「そ、それ以外は?」 京太郎「いや特には…でもまあ、思いついた味を食べると幸せな気分にはなれる」 豊音「そうなんだ…ならこの春巻きも?」 京太郎「ああ、とても暖かい気持になれた…って、自分のつくった料理を自画自賛してどうするんだよ」ワハハ 豊音「わ、私も…これを食べると幸せになれる」カァァ 京太郎「そうか…なら作ったかいがあったな」 豊音「うん…また良かったら作ってね」 京太郎「任せろ、俺はなんてたって」 京太郎「料理の達人だからな」 豊音「料理の達人だもんね」 京太郎「あれなんでわかった?」 豊音「秘密だよー」ニコニコ 放課後、麻雀部 京太郎「何をしようか」 塞「ねえ、京太郎。一つ勝負をしない?」 京太郎「勝負?」 塞「私達が勝ったら京太郎は私達の言う事を一つ聞く」 京太郎「俺が勝ったら?」 塞「私達に命令できる」 京太郎「焼きそばパンを買ってきてくれとかもいいのか?」 塞「ええ、勝てたらね」 白望「勝てたら…」 胡桃「そうだよ、勝てたらね」 京太郎「なら全力でいくかな」ゴッ 京太郎「俺が親だな…負けないからな」ゴゴゴゴ… 京太郎(まあ、とりあえず様子見だな) 塞「…慢心だね、京太郎。私は全力でいくよ」 要石発動、重ねて要石発動! 京太郎「なっ!」 京太郎(能力が全部塞がれた?ロンギヌスすら塞ぐのか!!) 塞「ハァハァ…出会った時は弾かれたけど…今は弾かれないよ)汗を少しかいていて 京太郎(能力無しの素の麻雀…凌ぐぞ、凌いで俺が勝つ!) 塞(とか思ってるんだろうな。でも振込みとかはしないけど私達は京太郎の対策を練ってある。勝てば官軍なのだよ) 胡桃(よし、倍満聴牌) 白望「ちょいタンマ……こっちかな」 境界の選択発動! 胡桃(食い下がってもいいけどたぶん、ツモだから京太郎を削らないと) 白望「ツモ、緑一色。8000.16000!」 塞「…塞ぐ!」 要石発動! 京太郎(また塞がれるのか?) 小蒔(大丈夫です、京太郎様…私が力を貸してあげます) 伊邪那美と添い遂げた者発動! 京太郎「え、姫様?」 塞「なんで塞げないの?」 京太郎「…全力で行くぞ」 白望(面倒だな……でも勝ちたいから仕方ないか) 最善を引き当てる者発動! 胡桃(親なんだけど……和了できない) 京太郎(シロを止めれないのか) 渇望と添い遂げた者発動! 白望「あれ…こっちがきた……まあ、いいや」 白望「ツモ、300.500」 京太郎(塞がれた…だが能力が無くても俺は) 塞(あと、あと二局…京太郎を塞ぐのは疲れる…) 白望(満貫聴牌…これを当てたら勝ち) 京太郎(あと二巡…シロと塞の手は明らかにでかい…凌ぐしかないのか) コトン… 胡桃「ロン、1000」 京太郎「なっ…はい」 京太郎(最後の最後まで塞がれた…)ピキピキ 塞(…やっとでてきた。早いうちにあれは割っておかないと面倒だね) 白望(……出てきた) 胡桃(お義姉さん達は大丈夫って言ってたけどあれは私達が割らないといけない) 京太郎「通らば立直」 胡桃(安牌かな) コトン… 白望「…ツモ、1000.2000」 京太郎「な、なんだと…」 京太郎 6700 親塞 14700 白望 62100 胡桃 16500 京太郎「…おかしいだろ」 塞「何が?」 京太郎「三対一で勝てるわけ…」 胡桃「勝てると思ったから受けたんだよね?」 白望「鼻は折れた?」 京太郎「っ……!」 塞「初めてそんなに京太郎が皺を寄せて悔しがるのを見たよ」 京太郎「もう一回だ!もう一回やれば…」 塞「…変わらないよ?私が塞いで、シロがあがって、胡桃が邪魔するだけ」 京太郎「なんでこんな事するんだ?そんなに俺が嫌いなのか?」 塞「…はぁ、本当に京太郎は馬鹿」 京太郎「っ…」顔を顰めて 胡桃「私達は京太郎が好きだよ」 白望「慢心したのは嫌いだけど」 京太郎「俺は慢心なんて…」 塞「してたよね?それでないとらしくないよ。いつもの京太郎なら豊音かエイスリンに力を借りて二対二にするはず」 京太郎「そ、それは…」 胡桃「私達は仲間(嫁)だから京太郎が考えてる事ぐらいわかるよ」 京太郎「……ありがとうございました」 白望「うん…夕食とデートで許す」 京太郎「えっ?」 塞「私達もそれでいいかな、ねえみんな」 胡桃「うん、日程を決めないとね」 エイスリン「ワタシハイツデモイイヨ」 豊音「私は明後日がいいよー」 京太郎「ち、ちょっと待った…なんでエイスリンと豊音もなんだ?」 塞「だって私、人数指定してないよね」 京太郎「あっ……最初からこれが目的だったんじゃ…」 塞「さあ、日程をきめないと!」 京太郎「は、嵌められた…」 帰り道 京太郎「……ふぅ……」 エイスリン「イッショニカエロウ」 京太郎「別にいいぞ」 ーーーーーーー エイスリン「英(凹んでるね」 京太郎「おう…義姉さん達に言われてたんだけどな。力に溺れたら駄目だって……戒めててもできてなかったと知らされたからな」 エイスリン「英(次からはそうならないんでしょ?」 京太郎「どうだろうな…どうにかするつもりだけどな」 ギュ…エイスリンが京太郎のてを握りしめて エイスリン「英(無理なら私たちがそばにいるよ」 京太郎「迷惑ばかりかけるな」 エイスリン「英(お互い様だよ」 夜 京太郎「…どうしたものかな」 京太郎「美穂子にメールするか」 京太郎「相談してみるか…今日学校で…よし、これで送信っと」 ♪~ From 福路美穂子 さいしょにまーじゃんしたときのことをおもいだせばいいとおもう。 京太郎「最初に麻雀をした時の事?……健夜義姉さん、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」ガクブル 30分後 京太郎「ハァ…ハァ…忘れてた……慢心できる立場じゃなかった。俺は健夜義姉さんに追いつかないたいけないんだった。美穂子にお礼を言わないと」 From 福路美穂子 どういたしまして。またなにかあったらいってね。 京太郎「……本当に助けられてばかりだな」 朝 京太郎「…よし、弁当はできた。これで昼に打ち合わせして…ああ、デートを考えろってどうしろってんだ」 カピー「パカパカ(なんだ主…おお、まさか割れたか」 京太郎「なにが割れたんだ? カピー「パカパカ(いや主にはわからない事だ。でもまあ…宮守の女達は恐ろしい事をする。一歩間違えたら…いや、自信があったのか。愛とは相変わらず理解できないものだな」 京太郎「なにいってるんだ?俺はカピーを愛してるぞ」 カピー「パカパカ(ば、馬鹿者。知ってるはそれくらい。それよりも今日はどうするんだ?」 京太郎「願い事を叶えてくれ」 カピー「パカパカ(何時の間に3回分も貯めたんだ…私はみみっちい事は嫌いだから一括だぞ」 京太郎「別にいいぞ。叶えてもらう立場だからな」 京太郎「旅行に行こう」 カピー「パカパカ(はぁ?」 京太郎「いや、カピーと旅行にいったことがないしさ。俺達は家族だからな。旅行に行こう」 カピー「パカパカ(そんな事に使うのか?三回分だぞ?なんでもできるんだぞ?例えばハーレムにしたいとか、誰かの年齢を下げてとかできるんだぞ?」 京太郎「いや、俺はカピーと旅行に行きたい」 カピー「パカパカ(わ、わかったぞ。旅行先で出会った女を即落ちで子作りだな!」 ペシ 京太郎「恐ろしい事をいわない。俺はどこかの鬼畜王か」 カピー「パカパカ(すまん、少し取り乱した。何処に行くんだ?」 京太郎「…何処に行こうかな」 京太郎「広島に行こう」 カピー「パカパカ(広島か…よし、今から行くか」 京太郎「ちょ、ちょっと待て、何も準備もしてない約束が…」 カピー「パカパカ(それもそうか…いつ行くんだ?」」 京太郎「そうだな…学校を大阪からそのまま行くか」 カピー「パカパカ(……駄目だ」 京太郎「なんでだ?」 カピー「パカパカ(主が大阪で女と盛った後に私と旅行など私のプライドが許さない」 京太郎「ならいつ行くんだよ」 カピー「パカパカ(面倒だが今から行くぞ」 京太郎「だから学校が…」 カピー「パカパカ(大丈夫だ一泊二日、広島の最高級ホテルでのんびりしたら時を遡ればいい」 京太郎「…めちゃくちゃだな」 カピー「パカパカ(私に不可能はない…さて主、目をつぶってくれ」 京太郎「わかった…」 カピー「パカパカ(場所はあそこで…ああ、面倒だ。この姿は嫌いなんだが一瞬だけだ」 パチン…指パッチんの音が響く カピー「パカパカ(着いたぞ、主」 京太郎「はぁ?どこに着いたんだ?」目を開けて カピー「パカパカ(広島だ」 京太郎「…ホテルの中だと…」 カピー「パカパカ(金は気にするな。記憶を少し…ゲフン、もう払ってある」 京太郎「いや俺、着替えも何も」 カピー「パカパカ(そこにあるぞ」 京太郎「…キャリーバックと俺の財布だと」 カピー「パカパカ(中身も偉そうな事を言った爺の札も十数枚増やしといたから…少ししたら散策にいくぞ」 京太郎「…諭吉が増えてる…」 カピー「パカパカ(…場所は天命に任せる。私は主と入れればいいからな」 京太郎(本当に広島かよ………まあ、星を降らした時点で予想はできたが…連絡をいれておくべきか?いや、誰も信じてくれなさそうだからいいか) カピー「パカパカ(くだらない事を考えてるな。せっかく着替えたんだ…ほら私を抱っこしろ。そして早くいくんだ」ジタバタとして 京太郎「よいしょ、それじゃあ行くか」 カピー「パカパカ(良い眺めだ」 京太郎「厳島神社に行こう」 カピー「パカパカ(またありきたりの所に行くんだな」 京太郎「世界遺産らしいし、旅行はありきたりでいいだろ。カピーと居る事が大事だ」 カピー「パカパカ(…全く、どこまでもお人好しだな」 京太郎「よく言われるよ」ワハハ ーーーーーーー カピー「パカパカ(懐かしい景色だ」 京太郎「見た事があるのか?」 カピー「パカパカ(二回だけな。二回とも見にきてくれと頼まれたからよくは見なかったがな」 京太郎「そうなのか…なあ、カピー」 カピー「パカパカ(どうした?今思ってる私の年齢以外の質問になら答えよう」 京太郎「…なんでわかった」 カピー「パカパカ(主様がわかりやすいだけだ」 ポプ…京太郎の腕にあたまを乗せて寛ぎ カピー「パカパカ(あえていうなら、ビックバンは私が箱を落としたから起きた」 京太郎「なんだそれ」 カピー「パカパカ(なんだろうな」 京太郎「とりあえず買い物だな」 カピー「パカパカ(本当に俗物だな」 京太郎「別にいいだろ。何処で買おうか」 女店主「あら…これは珍しい人達が来るのね」 京太郎(キセルふいてるあんたも珍しいだろ) カピー「パカパカ(ユウコか、四月一日達が探してたぞ」 女店主「あの子ったら貴女様に頼んだのね…対価はどうしたのかしら?」 カピー「パカパカ(酒と主の手土産に葱をもらった」 女店主「はぁ…それなら貴女様の主人がその坊やなの?」 カピー「パカパカ(そうだ。私の自慢の主だ」 京太郎「カピーの言葉がわかるんですか?」 女店主「少しね…それよりこの店にやってきたのも必然。貴方は何を差し出して、なにを私に求めるの?」 京太郎「いや、俺はお土産を…」 カピー「パカパカ(とりあえずふっかけておけ。私より劣るがこいつもある意味で万能だ」 京太郎「そうなのか…なら」 京太郎「ならちゃちゃのんをトップアイドルにしてくれ」 カピー「パカパカ(…この煩悩の塊が」 女店主「ふふふ、面白いわね貴方。その願いを叶えてもいいわ、その代わり貴方は私になにをくれるのかしら?」 京太郎「えっと…なんでもいいんですか?」 女店主「ええ」 カピー「パカパカ(おい主、何をしようと…」 京太郎「ならこの剣と鏡と勾玉…この本四冊もいらないな…これでどうでしょう?」 女店主「…三種の神器、何故貴方がもってるのかしら?」ピクピク 京太郎「拾ってきました」キリッ カピー「パカパカ(事実だぞ…これは拾ってきたんだ」 女店主「規格外だわ……三種の神器の器の一つでいいわ。それでトップアイドルにして、貴方との縁を結んであげる」 京太郎「縁を結ぶ…何処かで聞いた言葉だな」 カピー「パカパカ(指輪よりも遥かにたちがわるいからな」 京太郎「ならこれをあげます」 京太郎「なら鏡を…」 カピー「パカパカ(馬鹿者。勾玉でいいだろ。それだけ紛い物なのだから」 女店主「…そうね、鏡をもらっても困るから勾玉を貰うわ」 京太郎「わかりました」 スッ…パリん 京太郎「えっ?」 女店主「確かに貰い受けたわ」 京太郎「いやだって、壊れたんじゃ…」 カピー「パカパカ(気にするな。わざと割ったんだ。これ以上首を突っ込んではいけない」 京太郎「……」 女店主「それじゃあもういきなさい。貴方の願いは叶えたから」 京太郎「ありがとうございました…」 女店主「お礼はいいわ。私と貴方は対等の取引をしたのだから」 昼2 カピー「パカパカ(それで次は何処に行くんだ?」 京太郎「…」 京太郎「お土産を買えなかったから、今度こそお土産にもみじ饅頭を買おう」 カピー「パカパカ(また安易な事を。まあいい、行き先はわかるのか?」 京太郎「大丈夫だ。それにしてもカピー」 カピー「パカパカ(なんだ?」 京太郎「さっきから周りの人達が俺を奇異の目で見て来るんだが…」 カピー「パカパカ(カピバラに話しかけてるんだから仕方ないだろ」 京太郎「やっぱりそうなのか」 ーーーーーーー 夕方 カピー「パカパカ(それじゃあここからは少し別行動だ」 スッ…ポプ 地面に着地して 京太郎「何処かに行くのか?」 カピー「パカパカ(主がイチャイチャしてる姿を見ても楽しくない。それに三弁天から酒の誘いが来たからな…朝には戻る」 京太郎「お、おう。気をつけてな」 カピー「パカパカ(主もな。今までとは違うタイプだ。せいぜいあがけよ」 京太郎「なんの話だ?」 カピー「パカパカ(三種の神器の代わりを務めた勾玉を対価にむすんだ縁の話だ。友愛や愛情じゃ生ぬるい…あえて言うならそうだな狂う程の愛…狂愛とでも呼ぶか」 京太郎「ヤンデレかよ」 カピー「パカパカ(違うな。あれは自傷行為で満たされるがこっちは繋がりでしか満たされない」 京太郎「……まじでやばいやつか?」 カピー「パカパカ(さあな…まあ、主ならどうにかなるさ」 シュ… 京太郎「カピーの気配が消えただと…!」 いちご「ちゃちゃのんは…ぐす、悪く…ないんじゃ…ぐす」ポロポロ 京太郎(住宅街に迷い込んだら女の子が泣いていた。何を言っているか俺にも解らないが…) 京太郎「あ、あの…」 いちご「だ、誰じゃ…っっっ!」カァァ 京太郎「いや、その貴女みたいな綺麗な人が泣いてたら駄目ですよ」 いちご「き、きみには関係ないことじゃろ!」カァァ 京太郎「そ、そうなんだけど…あれ、ちゃちゃのん?」 いちご「ち、違うぞ!人気アイドルのちゃちゃのんなんかじゃないぞ!ちゃちゃのんはちゃちゃのんなんかじゃ…」 京太郎「一人称がちゃちゃのんの時点でばれてると思うんだが」 いちご「なっ、ちゃちゃのんを嵌めたな!」 京太郎「いや、そんなつもりは…」 いちご「だいたいおんしも心の中でちゃちゃのんの事をバカにしてるんじゃろ?どうせちゃちゃのんの身体が目当てなんじゃろ?この変態!」 京太郎「ちょっと待った!こんなところでそんな事を叫ぶと…」 通行人「変態?警察に連絡しないと…」 京太郎「ですよね…逃げよう」 いちご「ど、何処に行くんじゃ?」 ガシ…腕を掴まれ 京太郎「警察に捕まりたくないから逃げるんだよ」 いちご「や、やっぱり変態じゃたのか!大人しくお縄につけ!」 京太郎「いや、あんたのせいで…」 バシ…腕を振り、強引にはらい いちご「あっ…」 ポン…尻餅をつく 京太郎「あ、あの大丈夫ですか?」 いちご「…うわぁぁぁん」 目に手を当てて泣き始めて 京太郎「えっ、あのその…ごめん」 中腰になり、あたふたとして バシ…胸ぐらを掴まれて いちご「捕まえた…ちゃちゃのんにこんな事をしたんじゃ…責任とってもらうからの」 京太郎「嘘泣きだったのか…」 京太郎「いや、責任も何も俺は別に…」 いちご「悪くないって言うんじゃないよね?まさか、ちゃちゃのんに乱暴(腕を強引に払った事)や腰が抜ける事をしたのに?」 通行人「聞きました奥さん?」 通行人「ええ、聞きましたよ奥さん」 京太郎「…わかった、要求を飲もう。何が望みだ」 いちご「最初からそう言えばいいんじゃ…とりあえずおんぶとカラオケ」 京太郎「はっ?」 いちご「襲われるー!」 京太郎「わ、わかった、わかったからやめてくれ!」 いちご「ちゃちゃのんに口答えするからこうなる」 京太郎(絶対に復讐してやる) 四時間後? カラオケ いちご「世界の始まりの日ー♪」 京太郎(五時に入って九時の今まで一向に歌うかサイドメニューを頼むかの二択…こっちをチラチラとみてるのはたぶん今頃になって襲われないかと不安になったか金が無いのか。両方なんだろうな。さっき財布を見て、ゲッとか言ってたし。俺なんでこの人がスーパーアイドルになれるようにお願いしたんだろ) いちご「あ、あの…」 京太郎「どうかしたんですか?」 いちご「ちゃちゃのんはそろそろ帰ろうかなって…」 京太郎「何処にですか?」 いちご「お家に…」 京太郎「なら折半でお願いしますね。勿論、サイドメニューそっちもちで」 いちご「いや、その…」 京太郎「なんですか、まさかお金がないとか言うんじゃないですよねら。」 いちご「うぅ…そ、そもそもこれは君が責任を…」 京太郎「黙れ。さっきから黙ってたら自分の責任を俺に押し付けて…何様のつもりですか?」ゴゴゴゴ←対局中の雰囲気。わかりやすく言うなら初見のレジェンドが見たらトラウマを抉られて失禁しかねるレベル いちご「ひっ!ごめんなさい!」 京太郎「いや、許さない」 いちご「えっ、なんで?」 京太郎「正座だ。今すぐ正座しろ」 いちご「は、はい!」 京太郎「まず最初に今の状態がわかるか?」 いちご「状態?特に何も……」 京太郎「…はぁ…わかりやすく言おう。カラオケBOXの角部屋、しかもトイレの位置とは真逆だ。俺とあんたは他人だ。しかもあんたは佐々野いちごでスタイルがいい。俺に襲われたらどうする?」 いちご「そ、そんな事する勇気が無い事くらいちゃちゃのんは…っ!」 ギュ…右手で口を塞ぐようにして顔を近づける 京太郎「…犯すぞ」ドスの聞いた声を耳元に囁き いちご「っ」じゅわあ…失禁しかけて スッ…手を離して 京太郎(やりすぎたか?) いちご「ご、ごめんなさい…こ、こんな事になるなんて考慮しとらん…ぐす…かったんよ…ぐす」 京太郎「…なら次だ。泣いてた理由を話せ」 いちご「ちゃちゃのんがグズだから……股を開いて仕事をとれって…言われて…ぐす……」 京太郎「枕営業をしろと言われて泣いてたと」 いちご「うん…」 京太郎「それで偶々声を掛けた俺に八つ当たりと気分を変える為にココに連れ込んだと」 いちご「そうです…」しょんぼりとして 京太郎「クズだな」 いちご「ごめんなさい…」ブルブル 京太郎「それで誰に枕営業をしろって言われたんだ?」 いちご「し、社長とマネージャー…」 京太郎「……完璧に見捨てられた訳だ」 いちご「っ!」 京太郎「…それであんたはどうするんだ?」 いちご「な、何を?」 京太郎「どうせその短絡的な頭だからアイドルを辞める選択肢なんて考えずに枕営業を受ける事を考えたんだろ?」 いちご「だ、だってちゃちゃのんはアイドルを続けたくて…」 京太郎「だからクズなんだよ。アイドルを続けたいから枕営業をする?甘えるな。そんな流されて身体を売るやつの為に俺は対価を支払ったわけじゃない」 京太郎(俺のせいでこうなった可能性があるよな。時間的にもあの女店主に願ってから事が働いたなら納得もできる) いちご「ならちゃちゃのんはどうすればいいと?あんたなんかにちゃちゃのんの気持ちなんて分かるわけないじゃろ!!どれだけ辛いか…」 京太郎「悲劇のヒロインを気取るのは全部終わってからにしろ。とりあえず今、お前がしないといけない事はなんだ?」 いちご「……」 京太郎「ここの金を払う事だ」 いちご「でもちゃちゃのんお金を持ってない…」 京太郎「はぁ……そんなものは知ってるから。なんなの?仕事してるのに考えられないのか?」 いちご「全部マネージャーに任せてたから…」 京太郎「なら選択肢を与えてやる。一つ、俺に今ここで抱かれる。二つ警察に行くだ」 いちご「な、なんで警察?」 京太郎「俺は自分の金を払うがあんたはそれをできない。それは犯罪だろ?」 京太郎(親を呼ぶって選択肢が浮かばない時点で追い詰められてるな) いちご「り、両方とも嫌…」ポロポロ 京太郎「泣いてもどうにもならないから。それとも代案でもあるのか?勝負でも仕掛けるか?」 いちご「し、勝負?」 京太郎「カラオケでお互いの得意曲で勝負で得点の高い方の勝ち。あんたが勝ったら俺が驕る。負けたら俺はお前を犯す」 いちご「そ、それで…いい。ちゃちゃのんは負けない…」グス… 京太郎(一抹の希望を抱いたか) いちご「…この局なら大丈夫」 ♪~ 京太郎(デビュー曲か…さっきも90点台だったな) いちご(負けれない…) いちご「愛してる?♪……ふぅ…」 得点95 いちご(よし、これでちゃちゃのんの勝ち…) 京太郎「次は俺ですね」 いちご「……」 京太郎「世界の始まりの日?♪」 いちご「う、うそ…うますぎる…」 京太郎「♪~…ふぅ」 得点100 京太郎「俺の勝ちだな」 いちご「いや、嫌だ…ちゃちゃのんは…こんなの嫌だ!!」 ガシ…胸元を掴んで 京太郎「あんたは負けたんだよ。孕むまで抱いてやる。お前のこれからの人生は俺の性欲処理だ」 いちご「嫌だ…」じゅわぁぁぁぁ… ばたん…気絶 京太郎「…今が9時半…30分かどうにかなるな」 ビリ…お手拭きをとりだし、いちごの粗相を処理して ♪? いちごの携帯がなっており From 社長 京太郎「ナイスタイミングだ…えっと、声を変えて…あ?、あー、あー…よし、ちゃちゃのん頑張るよ!」イチゴの声に調整し、自分の携帯の録音機能を開始して ピッ… 京太郎(イチゴ声)「もしもし」 社長「いちご君、例の件考えてくれたかな?」 京太郎(いちご声)「あっ、例の件ですか?」 社長「そうだよ。ディレクターが君を指定してきているんだ」 京太郎(いちご声)「か、考えたんですけど…受けてもいいかなって。その代わり、もう一度例の件の内容を聞かしてもらっていいですか?」 社長「おお、受けてくれるかこれで我がプロダクションも安泰だ。なに、ディレクターは経験豊富だ。初めてでも気持ちいいらしい。安心してくれ」 京太郎(いちご声)「ちゃちゃのんはディレクターに抱いてもらって処女を散らせば仕事が増えるんですよね?」 社長「その通りだ。あのディレクターに抱かれたら君はトップアイドルになれる」 京太郎(いちご声)「…トップアイドル…わかりました。それじゃあ、そろそろ夜遅いので」 社長「ああ、それじゃあ。明日にはセッティングはしておくよ。おやすみ」 プツン… 京太郎「次ははやりさんだな」 はやり「それで京太郎は私にどうして欲しいのかな☆」 京太郎「取引をしましょう…俺の手元には社長から枕営業を強要させる話のデータがあります。それを使って佐々野を助けてやってください」 はやり「私のメリットは☆?」 京太郎「…ご飯をご馳走します」 はやり「お風呂とマッサージ込みだね☆」 京太郎「っ……下着、俺の基準の服を着てるならその条件を飲みます」 はやり「ギュルビーン☆交渉成立だね☆最後に聞いていいかな☆?なんでちゃちゃのんにそれだけの事をするのかな☆」 京太郎「…トップアイドルになって欲しいと願いましたから」 はやり「…ふぅーん、まあ、それならいいや☆。データは送っといてね☆」 京太郎「はい、それじゃあ」 ピッ…… 京太郎「次は霞さんだ」 霞「確かにTV局の社長は知り合いだけど…」 京太郎「すいません、お願いします。今回だけ力を貸してください」 霞「う?ん…貸してあげてもいいけど、私達にメリットが無いわよね?」 京太郎「…どうしたら飲んでくれますか?」 霞「姫様の婿に…」 京太郎「お断りします」 霞「なら、今度そっちに皆で行っていいかしら?」 京太郎「いいでしょう。ただし、食費とかはそっちが持つ事、二日しか泊めませんから」 霞「きっちりしてるのね。いいわよ。今回はそれで受けてあげる」 京太郎「迷惑かけます」 ピッ… 京太郎「十時か…とりあえず出るか…よっと…」ノーパンのいちごをおんぶして いちご(…なんでこの人、こんなに優しくしてくれるんだろ) スタスタ… 京太郎「……」 いちご(さっきの電話の相手ってはやりさんとあの石戸さん…業界で知らない人は居ないって人達じゃったし…ちゃちゃのんはこの人にたすけられてるんじゃ?) 京太郎「はぁ…流石にやりすぎたかな…トラウマになってないといいな。ちゃちゃのん」 いちご(………トラウマになんてなっとらんよ…ただ、こんな事考慮しとらんかっただけ) 京太郎「……でもまあ、もったいない事したな。佐々野いちごを抱けたのに抱かなかったとか後悔しかないな。それでも…この人がトップアイドルになってくれたらそれでいいか」 いちご(なるよ…ちゃちゃのんは君の為にトップアイドルになる) 京太郎「トップアイドルを抱き損ねたとか笑いの種にできるしな」 いちご(そんな事はない…ちゃちゃのんがトップアイドルになったら引退して君の……その…性欲処理として生きるから)カァァ ギュゥゥウ 京太郎「あれ、起きたか?」 いちご「すぅ…」 京太郎「とりあえず、はやりさんから送られてきた住所にでもおいて逃げるか」 いちご(待っててね…御主人様) 京太郎「ここだよな…佐々野か」 いちご「…zzz」 京太郎「起こさないように降ろしてと…よし、帰ろう」 京太郎「よし…帰るか」 数分後 いちご「そろそろかな?頑張るから、御主人様!」 ホテル 京太郎「これをどうしよう…」いちごのパンツを見ながら カピー「パカパカ(パンツか…純血は奪わなかったのか?」 京太郎「じ、純血…って俺は畜生か何かか?」 カピー「パカパカ(違ったのか?」 京太郎「違うに決まってるだろ。てか、朝まで帰らないんじゃないのか?」 カピー「パカパカ(たまには主と寝てやろうと思ってな」 京太郎「ようは抜け出してきたと」 カピー「パカパカ(そうとも言うな」 京太郎「とりあえずシャワーを浴びるけど洗ってやろうか?」 カピー「パカパカ(たまにはいいだろう」 京太郎「じゃあ、入るか」 カピー「パカパカ(くるしゅうない」 夜2 京太郎「さてどうしよう」 京太郎「アイテムを使うか」 京太郎「よし、ネリーと仲良くなれるように…」 バシ カピー「パカパカ(馬鹿か、強化神託に強制力二つ、これに女神像なんて使ったら危険すぎる」 京太郎「……なんかごめん。やり直す」 京太郎「膝枕をしてくれてかつおもちが大きい人と仲良くできますように」 カピー「パカパカ(…なぜそう乳がいいのだ。まあ、私には関係がないがな」 カピー「パカパカ(ほらはやく私をベッドにあげろ」 京太郎「はいはい…そういえば久しぶりだなこうやって寝るのは」 カピー「パカパカ(冬は私を湯たんぽの代わりにするのにな」 京太郎「カピーは暖かいからな」 ギュゥ… カピー「パカパカ(あたりまえだ。それと主、寝て起きたら今日だからな」 京太郎「あれ、明日も観光するんじゃないのか?」 カピー「パカパカ(私は今日一日で満足だからな」 京太郎「おうカピー、愛してるぞー」 カピー「パカパカ(そんな事は知ってる」 朝 京太郎「まじか…本当に家にいる。携帯は……昨日の日付だ…でももみじ饅頭とパンツはある。パンツは捨てるか、命の危険があるし」 朝ごはん 京太郎「……昨日準備したのがあるぞ」 カピー「パカパカ(当たり前だろ、もどってきたんだから」 京太郎「いやでもあれじゃないのか?同一時空に居たら俺は消滅するんじゃ…」 カピー「パカパカ(ないない。そんな事はわたしがいるかぎりありえない」 京太郎「居なかったらoutって事か」 カピー「パカパカ(それ以前にあり得ないだろ」 京太郎「それもそうか」 昼 京太郎「不思議な感覚だ。どこで食べようか」 豊音「二日連続だよー」 京太郎「そうだな、これお土産」 豊音「お土産?わぁ…もみじ饅頭だ」 京太郎「美味しいぞ」 豊音「あれいつ広島に行ったの?」 京太郎「今日だ」 豊音「どういう事?」 京太郎「俺にもよくわからない」 豊音「何それ…ふふふ」 豊音(製作時刻が今日の14時……本当にどうしてなんだろ) 京太郎「細かい事を気にするよりご飯を食べようぜ」 豊音「うん、そうだね」ニコニコ 豊音(京太郎だから仕方がないか) 放課後 京太郎「えっと今日、デートだったよな」 塞「待ったかな?」 京太郎「いや、大丈夫だぞ。それより今日は…」 塞「あ、あのね京太郎」 京太郎「どうした?」 塞「今日は私の家に来ない?」 京太郎「えっ?」 塞「あ、あれだよ、肉じゃがをまたご馳走したいなって」 京太郎「でも、親御さんは…」 塞「それは大丈夫。お父さんとお母さんは旅行で居ないけど、おばあちゃんは居るから」 京太郎「そういう問題なのか?」 塞「そういう問題なんだよ。それで行くの行かないの?」 京太郎「…肉じゃがが食べたいから行く」 ギュ… 塞「なら決定だね」ニコニコ リビング 塞「ここで待っててね」 京太郎「お、おう」 京太郎(なんで俺はこんなに緊張してるんだ?) ??「君があの子の言っていた男か?」 京太郎「えっ?」振り返り 京太郎(塞にそっくりだけど…年は50後半くらいか?) ??「いきなり人を鑑定するのは良くないな。私は塞の祖母だ。君は須賀京太郎であっているか?」 京太郎「ええ、そうです」 塞祖母「なら丁度いい。少し話さないか?」 京太郎「……」 塞祖母「……」 京太郎「あ、あの…」 塞祖母「…君はあの子の事をどう思っている?」 京太郎「えっ?」 塞祖母「私はあの子から君の話をよく聞いている。麻雀が強く、家事ができて、気遣いもできる万能人間だと」 京太郎「は、はぁ…」 塞祖母「あの子が君に恋愛以上の何かを想っている事も君は知っているはずだ」 京太郎「……」 塞祖母「無言は肯定だぞ、少年」 京太郎「俺は…まだそれに対しての回答を持ち合わせてません」 塞祖母「それは須賀の血が原因か?」 京太郎「っ…なんでそれを」 塞祖母「あの子は知らないが私達の血筋は元を正せばタケミカヅチを祀る家計の直系にたどり着く」 京太郎「鹿児島ですか?」 塞祖母「勘がいい子は嫌いじゃない。だが違うのは私の代で秘術の継承が終わった事だ。だから私達はここにいる」 京太郎「……」 塞祖母「君の噂は知り合いからよく聞いている」 京太郎「何が言いたいんですか?」 塞祖母「…あの子、塞は君を愛している。君はそれを勘違いしているから年寄りがただしてやろう。君はもうすでに"鏡”を…」 ガチャ… 塞「あれ、おばあちゃんこんな所でなにしてるの?」 塞祖母「お客様と話をしてただけじゃよ…それより塞、私は今から老人会で星見があるから出かけるよ」 京太郎(急に老け込んだな…) 塞「そ、そうなんだ、気をつけてね」 塞祖母「塞も頑張るんだぞ」 塞「お、おばあちゃん!」カァァ 塞祖母「塞もまだまだ青いのー」 スタスタ…京太郎の隣を通って 塞祖母「塞を泣かしたら呪うからね」小声 京太郎「覚えておきます」ブル… 塞「ご飯はちょっと待ってね。もうすぐ炊けるから」 京太郎「おう。塞の肉じゃがは美味しいからな。楽しみだ」 塞「ありがとう…それでね、京太郎にお願いがあるんだ」 京太郎「なんだ?」 塞「私にもギュッてして欲しい」 京太郎「えっ?」 塞「シロ達がいってた…京太郎と手を繋いで貰ったら繋がった気がしたって」 京太郎「いや、あれはでも…」 塞「私じゃダメなのかな?」 京太郎「…手を出して」 塞「うん…」 スッ…ギュ… 京太郎「どうなってもしらないからな」 塞「大丈夫だよ」 京太郎「…あれなんだ、そのこれをやったら気持ち良くなりすぎて立てなくなったりするらしいから…」 塞「京太郎は私を襲うの?」 京太郎「そんな事は絶対にしない!」 塞「なら私は大丈夫」 京太郎「いくぞ」 塞「うん…」 京太郎(…なにを願えばいいんだろ) ??(…子供が欲しいと願いなさい。それがそれを正しく導いてくれる) 京太郎(えっ?今の誰の声だ?) 塞「もう終わったのかな?」 京太郎「いや、まだだ…いくぞ」 「……………くれ」 そう京太郎が呟いた瞬間、私の身体は全身が性感帯になったかのように快感で包まれた。立つ事も許されず、産まれたての子鹿の様に崩れ落ちる私を支えてくれたのは京太郎の手だった。 彼は何が起きたのかがきっとわからないのだろう。私の下腹部に根付いたこの暖かな感覚も私が今、一番何を求めているかも 「産んであげるよ、京太郎…だから…私を抱いて」 そう言って私は彼の手を引き、彼にわたしを押し倒させる。それと同時に唇を重ねる。 ドクン… 「っ…くちゅ……ちゅ…」 淫らな音をたてながら私は京太郎を貪る。舌を絡め、唾液を啜り、歯を舐める。愛おしい…何もかもが愛おしく感じる。子宮が疼く。前戯など必要ない程に湿った恥部に濡れていた。 「塞……俺は……お前を…」 彼は抑えきれない本能とソレを抑えろと叫ぶ理性の間でとても苦しそうな表情を浮かべていた。 「迷わなくていい…」 彼の頬をそっと撫でながら私は慎重に言葉を選ぶ。正面からではなく搦め手…彼自身から私を求めさせないといけない。 でないと私は彼の楔になれないのだから。 「私は産んであげるよ…だから…私が逃げられないように、忘れられないように…私を…」 京太郎の目から理性が消え去っていくのを確認しながら私は言葉を紡ぐ。焦る事なくあの日から考えてきたこの時の為の言葉を紡ぐ。 「犯してもいいんだよ、京太郎」 理性が崩れ去り、京太郎の目が獣に変わっていく。これでこれでいい… これで私は京太郎の女になれる。 後日談 塞「ねえ、貴方」 京太郎「どうした?」 塞「今、幸せ?」 京太郎「ああ、幸せだぞ」 塞「なら良かった」 京太郎「今更どうしたんだ?」 塞「うんうん…聞いてみたくなってね」 京太郎「おかしな奴だな…そろそろだぞ」 塞「ええ」 キラ…流れ星の流星群始まり 京太郎「なあ、カピーに頼んだからこれくらいは起こせるんだ」 塞「…本当にあのカピバラは何者なのかしら」 京太郎「カピーはカピーだ…それに今は別にいいだろ」 ギュ… 塞「そうね…本当に綺麗だわ」 京太郎「塞のほうが綺麗だ」 塞「もう…相変わらずなんだから」 京太郎「もう最期なんだ別にいいだろ…ごめんな、塞」 塞「謝らなくていいのに…後の事は任せて」 京太郎「ああ頼んだ」 塞「うん」 京太郎「なあ…塞」 塞「なに?」 京太郎「今、幸せか?」 塞「うん…幸せだよ」 京太郎「……」 塞「もうまた、勝手に寝て」 バタ… 塞「今まで本当にありがとうね」 END 京太郎「……案の定こうなったか…」 塞「…っ…」ビクンビクン… 京太郎「触れてもダメだし、他人の家だし……どうすればいいんだ」 塞祖母「泣かしたらダメだと言ったがまさか昇天させるとは…やりおるの」 京太郎「うわ、帰ってきてたんですか?」 塞祖母「なんだ、その言い方は。老人会のツマミをとりに帰ってきただけだ…でもまあ、孫がこうなっとると行くにも行けん」 京太郎「…申し訳ありません」 塞祖母「謝るな。塞が望んだ事なのだからしかたあるまい…だが、今日の所は家に帰れ。後処理は私がしておこう」 京太郎「…迷惑をかけます」 塞祖母「お前の為ではない。孫の、塞の為だ」 京太郎「それでもありがとうございます」 塞祖母「早くいけ」 京太郎「失礼します」 数分後 塞祖母「…全く、京一郎…あんたの孫はあんたそっくりだよ」 夜 京太郎「明日、それとなく塞に大丈夫か聞いとくか」 カピー「パカパカ(もはや才能だな」 京太郎「なにがだ?」 カピー「パカパカ(主の手の速さだの事だ」 京太郎「何を言ってるんだ、俺は奥手だ」 カピー「パカパカ(言ってるだろ、寝言寝てから言え」 カピー「パカパカ(三つも溜め込んでたのになぜ強化しなかった?」 京太郎「大切な人から貰ったモノもあったからさ」 カピー「パカパカ(そうか…まあ、とりあえず強化だ」 カピー「パカパカ(執念だな」 京太郎「結果が良かったって事か?」 カピー「パカパカ(そこそこだな」 京太郎「そうなのか…まあ、いいや」 木曜日 朝 京太郎「………嫌な予感がする」 カピー「パカパカ(なんだ全く…何時もなら怒るところだぞ」 京太郎「おこらないのか?」 カピー「パカパカ(まあ、機嫌がいいからな」 京太郎「お願いを叶えてくれ」 カピー「パカパカ(なにを願う?」 京太郎「……」 京太郎「剣をまた使えるようにしてくれ」 カピー「パカパカ(俗物だな」 京太郎「よくわからないがそうしないといけない気がしたんだ」 カピー「パカパカ(まあいい。今回はサービスしといてやる」 昼 京太郎「今日はどこでたべようかな」 豊音「三連続だよー」 京太郎「ここが一番落ち着くんだよ」 豊音「それは嬉しいよー」ニコニコ 京太郎「そういえば今日はどこに行く?」 豊音「うーん…どこでもいいかな」 京太郎「一番難しい解答だな」 豊音「京太郎と居れたらそれで楽しいから」 京太郎「…たまに思うんだが、それは反則だろ」 豊音「京太郎だからだよ」 京太郎「…」 豊音「照れてる」 京太郎「照れてない」 豊音「そうだねー」ニコニコ 京太郎(豊音が最近、大人の女性でペースがつかめない) 放課後 京太郎「豊音と何処に行くか合流するまでに決めないと」 京太郎「…水族館に行くか」 ーーーーーー 豊音「それで何処に行くの?」 京太郎「水族館」 豊音「えっ?」 京太郎「だから水族館に…」 豊音「思い出したの?」 京太郎「何を思い出すんだ?」 豊音「…そうだよね。うんうん、なんでもないよ」 京太郎「…豊音」 豊音「何?」 ギュ…手を握り 京太郎「行くか」 豊音「うん」ニコニコ 水族館 京太郎「……なあ、豊音」 豊音「どうしたの?」ニコニコ 京太郎「はやく次の所に行かないか?」 豊音「えっ…でも楽しいよ?」 京太郎「いや、限界も近いしさ」 豊音「なら最後、これで最後にするよー」 京太郎「…ペンギンと睨めっこはダメだろ」 皇帝ペンギン(な、なんなんだこの巨大な女はなぜ私の愛くるしさに悶えない) 京太郎「…ペンギンのぬいぐるみを買おう」 シュタ! 豊音「じゃあね、ペンギンさん!」 京太郎(周りの女性が逞しくなって行ってる気がする) ーーーーーーーーー 水族館 売店 京太郎「流石に色々な物があるんだな…」 豊音「どれにしようか迷うよー!」わたふた 京太郎「…俺も何か買うか」 京太郎(折角だからこれにするか…) 豊音「京太郎、これにするよ」同じキーホルダーを持っており 京太郎「…ははは…考える事が一緒だな」 豊音「えっ?」 京太郎「俺もそれを買おうと思ったんだ」 豊音「そ、そうなんだ」カァァ 京太郎「ちょっと待っててくれ。買ってくるから」 豊音「う、うん!」 ダッ… 豊音(覚えていなくてもきずなはあるのかもしれないよー。初めてのプレゼントがまたペアキーホルダーなんて嬉しいな) ーーーーーー 帰り道 京太郎「なあ、豊音」 豊音「どうかしたの?」 京太郎「いや…そのなんだ。何かあったら相談してくれよ」 豊音「えっ?」 京太郎「昼ご飯とか食べてる時にさ、たまに寂しそうな顔をするから…俺の気のせいならごめんな」 豊音「……ふふふ…うんうん、大丈夫だよ。京太郎が居てくれれば私は寂しくないよ」 京太郎「それならいいんだが…」 ギュ…手を握られ 豊音「それにこうやって京太郎と出かけられる事が私の幸せだから」ニコニコ 京太郎「やめろよ…それじゃあいつか出かけられなくなるみたいな言い方じゃないか」 豊音「……」 京太郎「まだまだ俺は豊音と遊びたい」 豊音「私もだよ…でもねいつかは」 京太郎「解ってる…答えは出すさ」 豊音「うん…その時をみんなで待ってるよ」 京太郎「ごめんな…」 ギュ…握る力が強くなり 豊音「……人生って難しいよー」 夜 強制イベント 家 京太郎「……どうすればいいんだろうな」 ガチャ… 京太郎「えっ?」 カピー「パカパカ(なんだその今にも死にそうな顔は」 京太郎「なんだカピーか…」 カピー「パカパカ(なんだとはなんだとは…全く、つまらない事で相変わらず悩んでいるな」 京太郎「つまらない事じゃない…大事な事だ」 カピー「パカパカ(たかだが好きな女が10人を超えたぐらいいいだろ」 京太郎「いや、どう考えてもだめだろ」 カピー「パカパカ(何が駄目なんだ?言ってみろ」 京太郎「それはその…一夫多妻とか世間的には…」 カピー「パカパカ(まずその時点で主の考えは矛盾している。まだ好意を確認もせずに自分の好きな女達と結婚するビジョンを持っている…これはおかしな事だろ」 京太郎「そ、それは…」 カピー「パカパカ(だいたい、主とは一番程遠いのが世間だ。魔物と呼んでいい義姉二人を姉に持ち、その血を辿ればこの国の象徴にある。そして**である私を使役している時点で主は常人じゃない。いい加減普通に憧れるのをやめろ」 京太郎「待て俺は普通…」 カピー「パカパカ(しつこいぞ、主」 京太郎「……」 カピー「パカパカ(…頑固だな。仕方ない、その餓鬼みたいな考えを捻じ曲げてやろう」 パン…カピーが床を叩く パリン×10以上 京太郎「なっ…」 ドサ…京太郎気絶 須賀京太郎に全てのEDの記憶が一時的に戻りました。 京太郎「……はっ…、なんだ夢か」 カピー「パカパカ(何がだ?」 京太郎「いや、健夜達の寝込みを襲って孕まして結婚したり、酔った霞達と乱交して結婚したり…etc、こんな事を夢見たんだ」 カピー「パカパカ(全部事実だ」 京太郎「…仮に、本当に仮に事実としよう…俺はどの記憶もその場の空気に流されるか逆レイプされるかで俺からじゃないぞ」 カピー「パカパカ(主はヒロインだからな」 京太郎「だめだろ、男なんだから告白してベッドインくらい俺にだってできる…はずだ」 カピー「パカパカ(できていたらさっきみたいなつまらない事で悩まないだろ」 京太郎「それもそうだが…」 カピー「パカパカ(つまりだ、主は男のくせに女々しいって事だ」 京太郎「……」 カピー「パカパカ(黙るな。それで、このままでいいのか?女共に導かれてその場の空気に流される種馬人生で」 京太郎「…お、俺だってやればできるぞ」 カピー「パカパカ(ほぅ…何ができるんだ?」 京太郎「俺から告白して、場の空気に流されずにできる!」 カピー「パカパカ(本当だな」 京太郎「本当だ」 カピー「パカパカ(二言はないな?」 京太郎「ない」 カピー「パカパカ(なら目標を私が言ってやるから復唱してみろ」 京太郎「こい」 カピー「パカパカ(私、須賀京太郎は…」 京太郎「私、須賀京太郎は…」 カピー「パカパカ(好きな女達に全員告白して」 京太郎「好きな女達に全員告白して…えっ?」 カピー「パカパカ(抱きます」 京太郎「…ちょっと待って、おかしい…」 カピー「パカパカ(復唱するんだろ?男に二言はないだろ?ヘタレか?」 京太郎「……抱きます」 カピー「パカパカ(よし、その言葉を忘れるなよ。主の記憶は全部消すかがな」 京太郎「えっ、ちょっと待てよ!」 カピー「パカパカ(安心しろさっきの近いの言葉は覚えて居るから」 バン… 須賀京太郎はEDの記憶が全て消えました。 京太郎「……っ…あれ、俺は何してたんだっけ?」 カピー「パカパカ(起きたか?私に言った言葉を覚えてるか?」 京太郎「えっと………覚えてない」 カピー「パカパカ(ダウト。まあいい、そこまでしなくてもいいが自分の本心は理解しておけ」 京太郎「…わかった」 カピー「パカパカ(全く、手間のかかる主だ」 ーーーーーー 夜1 京太郎「本心か…」 京太郎「智葉さんにメールしてみるか」 京太郎「…急に馴れ馴れしいのはまずいよな…最近の調子となにかあったか振ってみるか」 From 辻垣内智葉 こちらは特になしだ。そっちはどうなんだ?合宿の後で体調を崩さなかったか? 京太郎「大丈夫でしたよっと…」 From 辻垣内智葉 なら良かった。 話しは変わるがたまにはハオに連絡してやってくれ 京太郎「ハオさんに?なんかあったのかな」 From 辻垣内智葉 特に他意はないのだが、京太郎と連絡をとりたがっていたからな。それに落ち着いてもらわないと部員達がもたない 京太郎「…よくわからないが、わかりましたと」 From 辻垣内智葉 勘違いするなよ、ハオにも連絡して欲しいが…その、私にもしていいんだからな 京太郎「……これはデレか?いや、ツンをみてないから普通なのか?とりあえず平静を装って返信だ」 From 辻垣内智葉 それならいい。あまり夜更かしするなよ。おやすみ 京太郎「おやすみっと…」 朝 京太郎「…明日の朝には大阪か」 京太郎「今日はお弁当をつくるか」 ーーーーーー 昼 京太郎「何処でたべようかな」 胡桃「京太郎もここにきたの?」 京太郎「ああ、お弁当を張り切ったからなそらを見ながらたべようかなって」 胡桃「そうなんだ。良かったら一緒にたべない?」 京太郎「よろこんで」 ーーーーーー 胡桃「うん、美味しい」 京太郎「口にあったのなら良かった」 胡桃「これお返しだよ、アーン」 パク…もぐもぐ 京太郎「…美味しい。俺の好きな味付けだ」 胡桃「それならよかった。こっちの卵焼きも美味しいよ」 京太郎「なら、こっちもお返しにこのチューリップをあげよう」 胡桃「ありがとう」ニコニコ 夕方 京太郎「…デートだ」 白望「京太郎、おんぶ」 ぎゅー 京太郎「良いっていう前にのるなよ」 白望「だめ?」 京太郎「いや、だめじゃないが」 白望「ならいい」 京太郎「全く…そういえば今日は何処に行くんだ?」 白望「京太郎の家」 京太郎「えっ?」 白望「京太郎の家に行く」 京太郎「これってデートだよな?」 白望「うん」 京太郎「それで俺の家に着たら不味いだろ」 白望「なんで?」 京太郎「いや、襲われたらどうする?」 白望「襲うの?」 京太郎「…襲うぞ」 白望「……かまわない」カァァ 京太郎(ま、まじかー)ダラダラ 京太郎の部屋 京太郎「それじゃあ、紅茶をいれてくるから」 白望「うん」 ガチャ… 白望「捜索…」 いちごのパンツ 白望「誰の…?」クンクン… 白望「雌の匂いがする…」 ガチャ… 京太郎「シロ、茶菓子にもみじまんじゅうとかどうだ…おう…」 白望「誰の?」 京太郎「……義姉さんの…」目空し 白望「嘘だよね?」 京太郎「……アイドルの佐々野いちごのパンツです」 白望「それも……本当なの?」 京太郎「事実です」 白望「いつ会ったの?」 京太郎「言えません」 白望「なんでこれがあるの?」 京太郎「言えません」 白望「…抱いたの?」 京太郎「抱いてません」 白望「ならいい」 京太郎「えっ?」 白望「信じてるから」 京太郎「シロ…ありが」 白望「でもこれは捨てる」 京太郎「と…わかった」 白望「欲しいならあげる」 京太郎「それって。」 白望「私の」 京太郎「……」 京太郎「欲しくなったら頼むわ」 白望「うん…いまはいいの?」 京太郎「今はいい。シロに大事な事を言ってないから」 白望「大事な事?」 京太郎「…ああ…大会が終わったら皆に言うつもりだ」 白望「インターハイ?」 京太郎「県大会だ」 白望「…今、聞きたい」 京太郎「ダメだ」 白望「どうしても?」 京太郎「どうしてもだ」 白望「……ちょいたんま」 「ちょいたんま」 麻雀で困った時、そう言って私は思考にふける。どうすればいいのか解らず、ただそう呟き少し考えたら最善が見えてくる。 「シロ?」 彼が不思議そうに此方を見ていた。…ああ、だるい。正面から言ってみよう。多分、大丈夫だ。 「好き」 完璧だ。一切の無駄も無く、伝え切った。これならダルくない。 「えっ?」 まさかの伝わらなかった…だるい。もう一回言わないと。 「好…」 「ストップだ、シロ」 彼が私の言葉を遮る。私の努力が無駄になった…悲しい。 「今から俺が大事な事を言う。それを聞いてもう一度かんがえてくれ」 大事な事?なんだろう…どうせ前の記憶みたいに好きな人が多勢居て自分はクズとか言い始めるんじゃないだろうか。 「俺は小瀬川白望が好きだ」 えっ?なんて言った? 「さっきも言ったが襲うからな」 襲うってあれなのかな…抱いてくれるのかな? 「…別にいいよ」 頬が熱くなる。二回の記憶があるのに最初に彼から求められた事は一度もない。だからなのだろうか…心が満たされていく 「……私も京太郎の事が好きだよ」 彼の目を見て私も告げる。恥ずかしい…恥ずかしいけどとても嬉しい。 「相思相愛だな」 「うん」 彼がゆっくりと私に近付いてくる。手に持った茶菓子を机能上におき、私を慣れた手つきでお姫様抱っこする。 「…痛くしたらごめんな。はじめてなんだ」 雰囲気をぶち壊す一言を彼が言う。でも構わない…最初から優しく抱いて貰えるのだ。あの言葉を言っても大丈夫だろ。 「…優しく抱いてね、旦那様」 後日談 白望「だるい…」 娘「お母さんダメだよ、もうすぐお父さんの試合始まるよ」 白望「大丈夫」 娘「そんな事ないよ、世界タイトルなんだよ!勝てないかも知れないんだよ」 白望「…槍か弓を使えば負けない」 娘「だから、麻雀なのに槍も弓なんてないよ!」 白望「ある」 娘「もう…それよりもはやく!」 白望「…だるい」 アナウンサー「おーと須賀プロ!東一局に役満ロンだ!」 娘「えっ…」 白望「だから言ったのに…」 アナウンサー「大魔王は止まらない!相手の息の根を止め、己の目の前に立ちはだかる敵はチリすら残さない!!日本が誇る最強に敗北はなかった!!」 娘「お父さんって本当に大魔王だったの?」 白望「うん…大魔王」 娘「…家でお母さんといちゃいちゃしてるだけのお父さんなのに」 END